制 作 ガ イ ド

Production guide


Vol.5 艦 船

Vessel

日本海軍航空母艦 赤城 1/700 ハセガワ

巡洋戦艦として建造され赤城はのちの軍縮会議により主力艦の建造が中止になり空母として改造されました。昭和16年にハワイ作戦にて真珠湾攻撃に参加し大成果を収めましたが、翌年にはミッドウェー海戦において敵艦から発進した急降下爆撃機の急襲によって大破しその後、味方艦の魚雷により撃沈されその生涯を閉じました。


Step 1 パ ー ツ 構 成

Part composition


1/700ウォーターラインシリーズは喫水線以下の鑑底部分が省略されているので、洋上に浮かぶ姿を表現したディスプレイモデルです。シリーズでは戦艦、航空母艦、駆逐艦、巡洋艦などの種類があります。1/700ウォーターラインシリーズの他にも1/350艦底付きのフルハルモデルやモーター動力付きのモデルもありますが、今回はハセガワの1/700ウォーターラインシリーズの航空母艦「赤城」を制作してみました。パーツ構成は主に甲板部、艦体部、艦底部、艦橋部とその他に機銃、高射砲、マスト、艦載機などの細かいパーツに分類されます。


Step 2 仮 組 み / 接 着

Temporary work and bonding


あらかじめ艦底部にバラスト(重り)を瞬間接着剤または両面テープなどで固定します。次に艦底部と艦体部を接着します。艦橋部や煙突部また機銃、高射砲などの細かいパーツも個別に接着して組み立てておきます。甲板と艦橋や艦体は後の塗装を考えて接着せずに仮組みをしてみます。


Step 3 下 地 処 理

Groundwork proccessing


仮組みをしてみて艦体部や甲板部に気になる箇所があればパテなどを盛ったり、削ったりして成形しておきます。機銃や高射砲、煙突などの細かいパーツを艦体に接着し、甲板部と艦体部のそれぞれにサーフェイサーを吹き付けておきます。


Step 4 艦 体 塗 装

Body painting


艦底部は艦体部と接着して一体になっているので、底部に約5ミリ幅くらいに艦底色を吹きつけておきます。塗装が乾いたら1ミリ幅くらいのマスキングテープで艦底部をマスキングしておきます。また甲板部は甲板上の白線部分を残すため、0.5ミリ〜1.0ミリ位のマスキングテープを使ってマスキングを施しておきます。その後、甲板部の木工部をデッキタンと後方部を赤で塗装しておきます。



甲板部の塗装が乾いたらさらにその上から木工部にマスキングを施し、艦体部と甲板部の残りの部分に軍艦色を吹き付けます。同時に艦橋部やマストなどの細かいパーツにも軍艦色を吹き付けて塗装しておきます。


Step 5 組 立 て

Assembly


塗装が乾いたらマスキングしてある箇所のマスキングテープをはがします。この時に塗装がはみ出た箇所や塗り損じた箇所は筆で修正しておきます。それから艦体部と甲板部を接着します。艦橋部、マストや探照灯、菊花紋章や日章旗などの細かいパーツも接着してしまいます。


Step 6 艦 載 機

Carrier-based plane


「赤城」は航空母艦なので艦載機が搭載されています。今回は真珠湾攻撃時に出撃した零戦21型、九九艦爆、九七艦攻を使用しました。まずキャノピー部分にマスキングゾルでマスキングを施します。次に零戦と九九艦爆の機体は明灰緑色で全体的に塗装します。九七艦攻はまず機体全体をシルバーで塗装し、上面を暗緑色で塗り分けます。尾翼やエンジンカウルなどは面相筆で塗り分けします。塗装が乾いたら日の丸のデカールを貼り付けて出来上がりです。


Step 7 仕 上 げ

Finish


最後に艦体にトップコートを吹き付けます。ツヤを整えるのに艦体全体にツヤ消しのクリアーを吹き付けるとよいでしょう。トップコートが乾いたら、エナメル塗料のフラットブラックをエナメル溶剤で薄く溶いて艦体、甲板全体にウォッシングを施すとよりリアルな感じが出るでしょう。またアンカーの部分や艦体と艦底の境目の辺りにはパステルなどでサビた感じを施してもよいでしょう。